充填試作サービス

ニーズに応える為に

市場流通製品のスプレー缶はドローン用に開発されたものでは無く、SABOTで使用する事はできません。
内容物メーカー様のご協力のもと、製品開発を進めておりますが、製品化までにはまだ時間が掛かる見込みです。
そこで、弊社ではお客様のご要望に合わせて、スプレー缶のサンプルをご提案・試作するサービスを行っております。

サンプル試作サービスの流れ

内容物のご要望ヒアリング

具体的な作業内容や求める内容物の性能をお聞かせ下さい。

充填する内容物を弊社よりご提案

ニーズにマッチする内容物を弊社で検討させて頂きご提案します。

内容物の充填試験・適性を確認

スプレー缶への充填試験や、噴射適性試験を実施します。

お客様による噴射テスト・効果検証

小量のスプレーサンプルにて、トライアルを実施して頂きます。

継続的なサンプル提供サービス

ご満足頂けた場合、継続的な有償サンプル提供を行います。※

※サンプルと同等品が製品化された場合には、サンプル製作をお断りする場合があります。

F.A.Q.

充填試作サービスについてのよくあるご質問

どのような内容物が充填できますか？

水系で、一液タイプ、粘度が高すぎず、分離しない液が適しています。
SABOT用スプレー缶は、缶の状態で攪拌しずらく、また、空中で攪拌する事が出来ないため、分離しない均一な原液である事が求められます。
スプレー缶の内部のアルミパウチ容器に内容物が封入されるため、中性であること、強溶剤を使用していない事が求められます。水性の場合は適合する可能性が高いです。
固体成分が多い場合は、目詰まりする恐れがあります。粒子径は15マイクロメートル以下、配合量は5%以下が望ましいです。
粘度は10,000mPa・s以上では、噴射出来ない場合があります。チキソトロピーが高い液では良好な結果が得られる事が多いです。
ドローンから噴射する事が前提となるため、環境負荷が少ない液が良好です。また、危険物や劇物、毒物など、原液の特性によっては試作をお断りする場合があります。

現在市販されているスプレー缶製品なら使えますか？

市販されているスプレー缶製品の適用は基本的に不可能です。
市販のスプレー缶製品は多くの場合、塗料や薬液を液化ガスに溶かしています。
液化ガスは大気中に噴射されると速やかに気化し、霧状となってしまうため、30㎝程度の飛距離であることが一般的です。また、ドローンのプロペラが発生する風によって流されてしまうため、対象に吹き付けることが非常に困難です。

充填できる液の分かりやすい目安はなんですか？

使用したい原液の説明書等を確認頂き、水性であること、常温にて吹き付けが可能である事をまずはご確認下さい。

蜂の駆除剤は充填できますか？

現在、弊社では他社が所有する知財権の関係上、蜂の駆除剤の充填はお断りしております。

試作時に費用の発生はありますか？

お客様による噴射テスト・効果検証用の小量スプレーサンプル提供から充填試作費用が発生する場合があります。
価格については都度お見積りでのご回答となります。

サンプル品の製品保証はありますか？

サンプル品でのご提供ため、保証はありません。
弊社にて入念な事前のテストは行いますが、充填後の内容物の変質や、容器への適性不良等が起因となる、噴射不良や容器不良については予測困難な場合があります。
また、ドローンからの吹き付けについては、原液メーカーが想定する使用方法と異なる事についても予めご了承下さい。お客様自身での事前テストを経てからの実利用を行って下さい。

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